ホタルが見たいと思っても、実際にどこへ行けばよいのか、いつが見頃なのか、子ども連れでも大丈夫かどうか、迷う部分は多いと思います。
地域情報メディア『あさほどベース』で旭区エリアを担当しているライターのケイです。旭区在住で、治療院を営みながら家族と暮らしています。こういう話題は、まずグーグルマップで場所を調べるところから入るタイプです。
今回は、保土ケ谷区・旭区の谷戸で今年もホタルの飛翔が確認されたという話題をきっかけに、見頃の時期・見学場所・当日の注意点を整理しました。
今年もゲンジボタルの飛翔が始まっています
仏向町と旭区市沢町にまたがる谷戸で、今年は5月16日にゲンジボタル1匹の飛翔が確認されました。この谷戸では1989年から地域の会が環境保全活動を続けていて、35年以上にわたりホタルを守り続けています。
一時は絶滅の危機を迎えたこともあったそうですが、繁殖活動やカワニナの飼育など地道な取り組みを経て、ここ数年は仏向エリアで約100匹、市沢エリアで約200匹が観測されるまでに回復しています。
見頃の時期はいつからいつまでなのか
今年の飛翔ピークは、エリアによって少し違います。市沢エリアは5月末から6月上旬、仏向町の小川アメニティ周辺は6月上旬から中旬にかけてがピークと予想されています。
| エリア | 見頃の目安 |
|---|---|
| 旭区・市沢町 | 5月末〜6月上旬 |
| 保土ケ谷区・仏向町小川アメニティ周辺 | 6月上旬〜中旬 |
ゲンジボタルは気温や雨の具合によって飛翔数が変わります。当日の状況は直前に確認するのが動きやすいですよ。
仏向町小川アメニティへの行き方と駐車場
相鉄線の和田町駅からバスで「県公社住宅前」で下車し、徒歩5分ほどが目安です。わたしは公共交通をよく使うほうですが、夜の暗い時間帯のことを考えると、駐車場があるかどうかはどうしても気になります。
現地周辺に専用の公共駐車場は設けられていません。夜間の観賞になるため、公共交通機関での来場を基本に考えておくのが無理がありません。車で来る場合は、事前に近隣のコインパーキングをグーグルマップで調べてから動くのが安心です。
子ども連れで行く前に確認しておくこと
娘と一緒に夜のお出かけをするとき、わたしは足場の安全性を必ずチェックします。谷戸の遊歩道は整備されていますが、夜間は周囲が暗くなります。小さな子どもと一緒に行く場合は、懐中電灯の代わりに足元だけを照らせるヘッドライトを使う工夫もあります。
ホタルに直接光を当てると飛翔をやめてしまうため、光源の向きには注意が必要です。草むらには入らず、遊歩道上から見るのが基本になります。
当日にホタルが多く見られる条件とは
ゲンジボタルが活発に飛ぶのは、日没後1時間前後が目安です。時間帯としては夜8時から9時ごろが多く見られる時間帯とされています。
- 天候
-
雨が降っていない、風が弱い日が見やすい。曇りや小雨のあとの穏やかな夜が比較的よいとされる。
- 時間帯
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日没後1時間程度が最も活発。夜8時から9時ごろがピークになることが多い。
- 月明かり
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新月前後の暗い夜は光が見えやすい。満月に近い夜は光が目立ちにくい場合がある。
守りたい観賞マナー、三つだけ
藤川代表も「懐中電灯などの光を当てないで」と呼びかけています。ホタルは光でコミュニケーションを取る生き物で、強い光を当てると活動をやめてしまいます。せっかく来たのに、自分の行動で台無しにするのはもったいないですよね。
- 懐中電灯・スマホのライト・カメラのフラッシュをホタルに向けない
- 草むらや水辺に立ち入らない(足場が見えないため危険)
- ホタルを捕まえて持ち帰らない
この谷戸がここまで回復した背景
1989年に発足した「市沢・仏向の谷戸に親しむ会」は、最初から豊かな自然があったわけではありません。発足当初は車や家電ごみが放置された状態だったそうです。地道な清掃と水質保全を続けた結果、2012年には環境省から地域環境保全功労者表彰を受けています。
一方で、近年は外来植物の増加やナラ枯れの被害も確認されているという話もあります。ホタルが見られる環境は、長い時間をかけて守られてきたものだと、改めて感じます。

ゴミを残さないのも、この谷戸を守る大切な約束事です
観賞会の開催有無は事前に確認を
今年、同会が観察会を開催するかどうかは、記事執筆時点では公式なアナウンスが確認できていません。過去には観察会の案内が出ることもあったため、直接問い合わせるか、情報が出てくるのを待つのが確実です。
問い合わせ先は同会の藤川代表(電話045-353-2258)です。夜間の見学で場所が分かりにくい場合も、一度連絡してみると動きやすいと思います。
週末の夜、足を運んでみてほしい理由
「仏向町小川アメニティ」または「旭区市沢町 谷戸」で検索して、駐車場や最寄りバス停の位置を昼のうちに頭に入れておく。
風が弱く雨の降らない夜を選ぶ。月齢が新月に近いほど光が映えやすい。
夜8時から9時ごろが活発な時間帯。足元用のライトは持参し、ホタルに直接当てないよう注意する。
今週末から動けるなら、まず場所だけ見ておく
市沢エリアは5月末からがピーク。今週末が最初のチャンスになります。昼間に一度グーグルマップで場所を確認して、バスのルートと時間だけ調べておくだけでも、当日かなり動きやすくなります。
わたしは以前、下調べなしに夜の谷戸に向かって道に迷ったことがあります。暗い場所は昼間の感覚と全然違う。「場所だけでも見ておくと安心」というのは、夜のお出かけではとくに実感があります。
見頃は6月中旬ごろまで続く見込みです。急がなくていいので、晴れた穏やかな夜に、ぜひ一度足を運んでみてください。












